【皇弥side】 朝、いつも通りうるさい瑠璃に起こされて、いつも通りそんな瑠璃を置いて学校へ登校してきた。 そして、いつも通りだるい授業を受けて、いつも通りの昼休み。 そう、いつも通りのはず。 そして、昼休みは決まって俺の元へ、瑠璃が走ってくるはずなのに。 「なんで、来ねぇの?」 自分の席に座って頬杖をつきながら、そう呟く。