ガラガラガラー!


清々しく扉を開けると


「おっはよんっ!知恵!!」


ゴフッ!


毎度おなじみきれいなヘッドロックがちょうどお腹に決められる。


「きょ、今日も鋭いヘッドロックだね…ゲホッ」


ゆ、油断してた…!!

同じクラスには毎回ヘッドロックをかましてくる幼馴染がいたことを…忘れてた!!!


「あっれー?
いつも華麗にかわしてるじゃん!

どうしたの〜?」


そう聞いてくるのは
沖坂 巫美ーオキザカ フミー

なんとまぁ、茶髪が地毛の女の子。


初めて巫美と会った時、疑ったよー。
こんな小さい頃から茶髪なんて…普通いないもん!

ビックリしたな…

巫美の話!