ケータイ小説 野いちご

君のいない世界なんて

君だけがいない





「なぁ、レン。まだ起きないつもり? お前、そんなに寝起き悪かったっけ?」

ベッドに横たわったまま、相変わらずたくさんの管をつけた結城。

私は備えつけの椅子に座ったまま、結城に喋りかけては少し寝て、を繰り返している。

うちでは一睡もできないのに、なぜか結城の病室なら寝れるみたいだ。



< 23/ 47 >