私とサク君と千代ちゃんと泉舞君。 4人一緒にいることが何よりも掛け替えのない時間だった。 4人で笑い合う。 そんな関係がずっとずっと続けばいいと思っていた。 それなのにある時から歯車はずれ始め、私達の関係は崩れ始めた。 気持ちさえ伝えなければ4人で一緒にいられる。 そう思った。 でも、そんなのは私個人の気持ちでしかなかったみたい。 …私はサク君を好きになった。