僕は、あのままずっと寝ていたらしく…夜になっていた…。

僕がベットから起き上がった時、ドアからコンコンとノックがした。

蛍香「今部屋に入っていいかな…?」

沙戯斗「蛍香姉さん?入っていいよ。」

蛍香「ありがとう…」

沙戯斗「どうしたの?いきなり?」

蛍香「勢いで結婚するって言ってしまったけど…文樹くんは私の事好きなのかな…」

沙戯斗「好きなはずだよ!!」

蛍香「そう言ってくれると安心する…」

蛍香姉さんは、お酒によって酔っている事がわかった…

蛍香「沙戯斗。私の事好き?」

沙戯斗「………」

蛍香「それとも嫌いなの?」

言葉を言っている最中に泣いているのか涙声で聞こえた。

沙戯斗「大…大好きだよ!!」

沙戯斗「蛍香姉さんの事誰よりも大好きだよ!!」

蛍香「……ありがとう…」

返事をするとそこから長い沈黙で部屋が満たされていった。