ふとした瞬間に思う
ああ、帰ってきてしまったんだと
ここは、あなたと生きてきた時代ではないんだと…

「りな」

と私を呼ぶあなたの声が好きだから
あなたの遺した最後の言葉を信じたいから

私は今日も明日も明後日も耳を澄ませるんだ
愛しい、愛しい、あなたの

その声を聞きたくて…