ケータイ小説 野いちご

ワケあり上司とヒミツの共有

共有、お昼休み。
ガーデニングバー、*hana*。

会社を出て、食堂街へ向かう人達とは逆の方向に歩き出した津田部長に付いて行く。

(どこに行くんだろう……)

これまた狭い路地を通り、閑静な住宅街へと抜けて2、3分程歩くと、津田部長は、一軒の民家になんの躊躇もなく入って行った。

(えっ!?)

私は驚きの余り、その民家の前で足を止める。

(ここ!?普通の家だけど!?)

別段、お店をやっている様な雰囲気はなく、周りの家にちゃんと溶け込む様な、可愛らしいチョコレート色の2階建ての家があるだけだった。

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