むかしむかし、ヨーロッパで一番大きな国にサンドリヨンと言う美しい娘がいました。

唯一の血族であった父は仕事の都合で国外に行ってしまっていたのでサンドリヨンは継母と血の繋がらないお姉様2人と一緒に暮らしていました。

サンドリヨンは父の居ない間は満足に食べ物も貰うこともできず、自分に設けられた部屋にも入る事も叶わず唯一心を落ち着けられる場所は屋根裏にある埃にまみれた物置部屋だけでした。