その日の夜。

      君からメールがきた。

       『話さない?』

    たったそれだけの短いメール。

    でも、涙が止まらなかった。

    君と 死ぬ前に もう一度…、

       話したかった…。

        『うん。』

     私はメールの返事をした。

     『よかった。外に出て。』

         え……。

        私は外に出た。

         すると

      君は息を切らしてまで

      私の家に来てくれた。

   君は別れる理由を聞きたいと言った。