翌日。


私の気分は最高潮に悪かった。


身体はだるいし、学校へ行く足取りも重い。


絶対に昨日の出来事のせいだろう。


はぁ……


もう何度目のため息だろう。


そう思いながらうつむいていた顔をあげると……目の前には悩みの元凶となる先輩がいた。


本当に私って運がない。


それだけではなかった。


先輩の隣には昨日の女の子がいたのだ。