ケータイ小説 野いちご

うそつきな私。

Liar2
一人で

❮冬香side❯

私と湊は小さい頃から仲良しだった
親同士が親友らしくて凄く仲がいい

…だから遊ぶ回数も多い
でも私は人見知りだったから積極的に喋れなかった

だけど

「冬香ちゃん!追いかけっこしよーよ!」

「冬香ちゃん!だるまさんがころんだしよ!」

「冬香ちゃん!一緒に遊ぼう!」

湊がいつも声をかけてくれて

「…うん!」

やっと、心を開けることができた

湊はいつもそうだった。

小学校でも、私が人見知りな事を知っているからいつも一緒にいてくれたり

私が中学でいじめにあっているときは真っ先に助けてくれたり

湊はすごくかっこよかった

この頃から…私は湊の事が好きだったのかも知れない

「っ…ごめんね…っ!いつも…迷惑かけて…っ!」

泣いてばかりの私に手を差し伸べてくれたのも湊

「ほら!泣かないの〜!家に帰ろう?」

「…っうん…」


助けてもらってばっかりで甘えていたのかも
湊はずっと私の隣にいてくれる
私を助けてくれる

…1人で勝手にそんな事を思って
バチが当たったのかもしれない

私が…素直になっていれば…
湊の隣にいれたのかな

私が湊に甘えてなければ…
一緒に入れたのかな

彼女ができたから、こうやって帰れなくなるし

彼女優先になるし…

遊べなくなっちゃうし

涙が…とまんないよ…

ほんと私…馬鹿みたいだ…っ!

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