ケータイ小説 野いちご

うそつきな私。

Liar1
素直に

❮冬香side❯

「じゃーん!俺の彼女!」

と、突然私…立花冬香にプリクラを突きつけてきた

「可愛いだろっ!」

私は突き出されたプリクラを手に取り
じっーっと見る。
…確かに可愛い
私と違って髪の毛が長くサラサラなロングヘアー
リボンのピン留めをしてまさに女子
肌も白くて綺麗だし…笑顔も可愛い

私とは反対だな…

「…って!急にどうしたの?
あといつまでドヤ顔してるのよ」

「あれ、俺ドヤ顔してた?」

…そしてこの馬鹿が私の幼なじみでもあり…好きな人、佐々木湊である

かなり天然だから私の気持ちも気づいてもらえず…

「いやぁ〜ほんと可愛いんだって!」

「わかった、のろけはもういいって…」

こうなったのだ。
ほんと、ずっとアピールしてきたのに気付いてもらえないなんて…

ド天然にも程がある!程が!

「はぁ…でもモテるんだよねぇ〜…」

「え?俺が?まぁそりゃあカッコイイからな!」

「何自分で言ってんの。ばか。」

ほんとなんでこいつなんかが…

「…そんな怖い顔すんなよ?
俺はお前の笑ってる顔が好きだからさ!」

「っ…!な、何言ってんの!」

そういって湊は私の頭をクシャッと撫でる
…そういうのがド天然なのよ…

「あれ?照れてる〜?」

「て、照れてない!」

私はいつも素直になれない

「照れてんじゃん!」

「だから照れてないってば!」

だからとられたりするんだよね

「顔真っ赤だぞー??」

「う、うるさい!こっちみんな!」

…いつになったら私は

「はいはい、可愛いなお前は笑」

「可愛くないから!アホ!」

本当の気持ちを言えるかな

「俺が言ってんだから可愛いのー」

「ちょっと黙って!可愛くないから!」

素直に…なれるのかな。

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