凛「やっば......最悪。」


ー遡ること10分前ー


私は椎名凛子(シイナリコ)
彩羽(イロハ)高校の2年生でちなみに女子校
部活はバスケ部
けして強いとは言えないけれど毎日充実してる
今は部活帰りでバスの中。
中は私を入れてお客さんが3人。
部活の疲れもあって私はかなり眠くなっていた。
とうとう限界がきてつい寝てしまっていたのだ。
そして....
(降りなきゃ....)
頭がまだボーッとしてる中、ケータイの時計を見ると3分後に電車がくる....
(やばー!今日は急いで帰らないとだったー!)


ダッシュで駅に向かう。
(そうじゃん、ニムカないんだ.....)
急いで切符を買って、財布にお金を直しながら階段を上がっていると.....

“チャリーンッッッ!!!“

20枚ほどのコインが一斉に散らばり
あっちこっちに散乱している


「やっば......最悪。」
急いでお金を拾っていると、

駅員「ドアが締まりまーす」

(あーあ、電車いっちゃった
 やばー!人降りてきてるよー、)

人が降りるまで端っこのお金を拾うことにした
「ほんと今日ついてないな、」

すると目の前にローファーを履いた人が立っていた
顔をあげると........