ケータイ小説 野いちご

君色のソナチネ

第1楽章
abbandonatamente ー感情のおもむくままにー





教室につくと、なんだか騒がしい。




音楽科は1学年1クラス。

人数が少なくって、平和で穏やかな雰囲気。

私はそんなこのクラスが大好きなんだ。



なのに今日はどうしたのかな。




教室の外まで興奮?混乱?が漏れ出てますよ、みなさん。




不思議なこともあるもんだ。

と思いながら教室へと足を踏み入れる。




「「みんな、おはよ〜‼︎」」


「どうしt「ねぇねぇ、純怜と華菜、
ビッグニュース‼︎」




夏川 樹音[natukawa jyune]さん、あなた挨拶されたら挨拶返さなきゃ相手に失礼だって小さい時に教わらなかったの?


人の言葉は遮らずに最後まできかなきゃ相手に失礼だって小さい時に教わらなかったの?




とか思いつつ、樹音があまりにも興奮してたから勢いに負けた。

興味があったのも確かだし。




まぁこんなこと言ってるけど、樹音やクラスのみんなとはとても仲がいいんだよ。




みんな個性は強いけど面白くって、趣味もクラシック音楽っていう共通したものがあるから、話の話題も普通にショパンだとかベートーベンだとか出てくるんだ。




私が知らないこともよくあるから、結構タメになってるんだよね。






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