ケータイ小説 野いちご

♡ケダモノだらけの男子校LIFE♡②

命令?いえいえ束縛です。




「それじゃあ、そろそろ帰るね。雫、琉聖には気をつけるんだよ」

「……あんまり琉聖には近づくんじゃないぞ。じゃあ……また明日」



何故か念を押すようにそう言ってくるさっ君と玲弥に、思わず笑ってしまう。



「ふふっ、そんなに心配しなくても、琉聖さんとは仲良くしてるよっ……!二人とも、また明日!」

「「(こいつ絶対意味わかってないだろ……)」」



二人がそんなことを思っているとも知らずに、私は笑顔で手を振った。

夜8時の寮点呼の為、名残惜しそうにしながら、帰って行く二人を見送る。



「はぁ……やっとあいつら帰りやがった……」



玲弥とさっ君が帰り、琉聖さんは疲れきったように大きなため息をひとつ。

< 28/ 38 >