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「…なんだ、ガキ。
独りか?」

「……。」

「随分ひでぇ傷じゃねぇか。
勿体ねぇなぁ綺麗な顔なのによー。」

「…いさせてください。」

「あ?」

「僕をここに、いさせてください…!」

「…へぇ、家出のクチかてめぇ。
いいぜ、世話してやるよ。

ただし、ここの流儀は守って貰うぜ?

自分の金は自分で稼ぎな。」

痛い、苦しい、悲しい…
やめて、やめてよ■■■■■!

僕は、もう…

「…っなにするんですか!」

「お前まだ中坊だろ。
紹介できんのこんな仕事しかねぇんだよ。

何も出来ねぇんだからカラダ売るしかねぇだろ?」

「い、いやだっ…!
気持ちわるい…、気持ちわるいよっ!」

「はいはい、すぐにキモチヨくなるからねー。

じゃ、お代はいつもの金額で。
ごゆっくり。」