「苺花?」

「あ、ごめん。なに?」

「授業はじまるから急いで教室行こ!」

私たちは急ぎ足で教室へ向かった。


「夏那~ノート写させて!」

「なに珍しいじゃん!」

「ちょっとボーッとしちゃって~」

「考え事??」

「ちょっとね」

「ねぇ、次の授業サボらない?」

「え?」

「いいから行こっ」

私は夏那に手を引っ張られた