「まず女子は指名させてもらう。
……………新谷!」


「ええっ!?」

「ブハッ」

ルイさん、貴女ホントに私の友達ですか。



「遅刻したし学級委員になれば少しは先生方の評価も上がるだろう」

「うぅ……………わかりました………」




私は内心渋々承諾した。







「男子は___」

「龍ケ崎ーやれよー」





珍しい苗字だな…そう思ってその男の子の方を向く。







「………げ。」








右目には眼帯、バッグの装飾……袖からチラチラ見える包帯……………。





あぁ、彼は___







中二病。






それに間違いなかった。