ケータイ小説 野いちご

シークレット LOVE

第1章
思ったより…

『うららかな春の日差しが…』
  第57回天花寺学園、入学式が始まった。
定番の長い長い理事長挨拶の途中…その間に学園の説明を少しだけ!
全国何処と比べても羨むほどの敷地の広さ。もちろん生徒は頭脳明晰でお金持ちが揃った美男美女だらけのこの学園。なにより制服が他校には絶対真似できない上品さと可愛さを持ち合わせている。
そんな憧れの制服を身につけ期待に満ちあふれた生徒達が静かに理事長の講話を聞いている。
 



こんにちは。
私は小早川柚(こばしがわ ゆず)です。
憧れの天花寺学園に入学することができました。長い長い理事長の挨拶が終わり、私と樹梨は教室へ向かっています。
あ、紹介しますね!私の幼馴染で大親友の
北村樹梨(きたむら じゅり)です。
以後お見知り置きを!



「ね〜柚。聞いてる?」
「あ、ごめんごめん。なんだっけ?」
「だから!さっき代表挨拶してた人が今年の首席 だよねって話」

えーっと、今年の首席って、、あ!天花寺学園の理事長の息子であり天花寺財閥の後継だっけ?あまりにも眠たすぎて顔見てないや

「そうらしいよ」
「そうらしいよって、悔しくないの?」
「ん〜悔しいけど、首席になったからって別にね〜」

今年は平年よりも試験のレベルが上がったってことでちょっと難しかった。私は首席に一歩及ばなかったけど、首席になっても特にいいことはない。だからあまり気にしてないんだ♪
  


「なんでそんな冷静なのよ〜」
「あはは〜」

そんなこんなで教室に着くと黒板にたくさんの人だかりができていいた。

「柚ー‼︎座席表みたいだよ」
「おっけー!今行く」
「ほらほら。えーっと柚は窓側の一番前だね!」
「本当⁉︎嬉しい!」

窓側の一番前か一番後ろ。誰も邪魔されない席なんだよね〜ラッキー♪近くに樹梨もいるし、本当にいい席!






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