「ごめんね。今日からお昼、一緒に食べられないや。」


「「「「「えぇええぇーーー!?」」」」」



俺がそう言えば、目の前の女の子たちは絶叫とも言える悲鳴を出した。



…………うん、耳痛い……。



「な、なんで!?」


「今までずっと一緒だったのに!」


「純恋くん……彼女でも出来たの?」



うわぁ……。

予想はしてたけど、すごい人数。



俺を中心にして問い詰めてくる女の子たちに、少し悪いなって気はするも。


やっぱり、女の子たちより芦谷と食べたいなってのが本音だった。



「彼女じゃないよ。」


芦谷は、友だち。


まず彼女作れにないからね、俺。