「皆さんこんにちは
私はSクラスNo.1 小鳥遊睦月です
よろしくお願いします
私は貴方たち3人をSクラスのメンバーと
同じように扱います
もちろんSクラスが暴れだした魔物の討伐に
行かなければならないときは、
貴方たちを連れていくつもりです
もちろん怖いなら行かなくてもいい
でも、それはこの学園から去るときだけに
しなさい
この学園に入れたことを誇りにしなさい
それでは授業を始めます
この授業が終わるときには貴方たちの
魔力を最大で倍にしてみせます
まずはこいつらを倒してみろ!」

そう言って睦月が出したのは階級はBランクの
低級の魔物をざっと100匹ほど
これは睦月がいつも自分の部隊で
鍛練を始めるとき、一番最初にやらせるものだ


「もちろん自分達の使い魔を召喚しても
自分の力だけで倒してもいい

始め!」


「炎神 フィロソフィア
我AクラスNo.1由良葵に力を貸したまえ」

『オッケー!
こいつらを殺ればいいのか?』

「そう言うこと
じゃあお願いね!」

由良葵が出した炎神フィロソフィアのおかげで
睦月が出した魔物は、もう半分以下に減った

「いった…」

使い魔を召喚しようとしていたときに
AクラスNo.3の皆藤つぐみが魔物から
攻撃を受けてしまい怪我をしてしまった
その怪我はとても戦闘を続けるのは無理なほど
傷は深かった


それに気付いた睦月は一度皆藤つぐみの
元へ行き回復をしようと思っていると
つぐみの周りが光を放った

その光の正体はこのような戦闘において
傷ついた人を回復させることを一番の
目的としている回復の魔法を唱えるものの
放った光だった

「なにやっんだよ…
お前はほんとにどんくさいやつだな…
お前が戦えなくなったら由良が一人で
残りもやらなきゃになるだろが…
ほら、さっさと使い魔を召喚しろ
それまでバリアを張っとくから!」

「ありがとう
我AクラスNo.3皆藤つぐみ
闇の戦士 ダーチェイドよ
汝の力を貸したまえ」

『なんだ?
戦うのか?』

「そうよ
残りを全部倒してもいいわよ!」

『OK

ダークホース』

ダーチェイドの使ったダークホースという技は
闇の塊で馬を作り上げその馬が走った後は
毒で侵されるという技だ

そして何も知らずに次の攻撃を仕掛けようと
していた残りの魔物たちは次々と
毒の餌食になっていった
そしてついに全ての魔物を倒しきった