今、私の歓迎会の真っ最中。


 総司の隣に座って、料理を食べていた。


 隊士のみんなに自己紹介をして、一段落ついたところ。


 すると、三馬鹿が私の目の前にやってくる。


原「美夜ぁー。飲んでるかー?」


 
美「私、酒はちょっと………」



永「あんれぇ?もしかひて飲めねぇのかぁ?」


美「別に飲める。」



 わたしは佐之から差し出されたお猪口を受け取る。


 平助が溢れんばかりに注いでくる。


 グビッと飲み干す。


 島原で客に進められたとき、良く飲んでいたから、別に弱くない。



平「いい飲みっぷりだなぁー、ささ、もぅいっぱい。」



 わたしはその後も飲みつづけた。


 

 意識はあった。


 頭がフワフワして、不思議な感覚に包まれる。



総「ちょっと美夜ちゃん。飲み過ぎじゃない?大丈夫?」