授業の始まりを聞く、この鐘の音も今日で一次終了。



いつ戻ってくるのかわからない。



死んでしまうかとしれない。



そっちのほうが、私にとっては嬉しいのだけれど。



ファイルの中に厳重にしまわれている、紙の入った封筒。



今日の放課後に、渡しに行こう。



「ごめん萌、あのパーティーの件、私出れないや」



わざわざ誕生日パーティーなんて、小学生ぶり。



楽しい企画をしてくれて、ありがとう。