◇連れてこられた◇

俺は
清水 亮、大学の夏休み真っ最中
エンジョイしまくってます。

今日は、皆で肝試しに行くことになっている、犬◯トンネルと犬◯ダムというところに行く。

稲川◯二が日本一?北九州一?ヤバイって
言ってたからとてもドキドキしていた。

そして夜中の1時に
皆で集まり四人で行く事にした。

まゆと唯と翔太という同級生と
犬◯トンネルの近く
新犬◯トンネルを抜けた下に
ファミリー◯ートがあり
そこで待ち合わせをしていた。

俺とまゆは、俺の車で
先についたからコンビニで話を聞いていた。

亮「すいません、懐中電灯あります?」

店員「ありま・・・君たちは犬◯トンネルに行くのかい?」

亮「ええ、ちょっと肝試しに、」

すると穏やかな店員さんが
いきなり鋭い顔になり

店員「やめておきなさい」

とだけ言った。

店員「私はここに四年務めている。
土曜日や日曜日になると、若い子達が
バイクや車でよく犬◯トンネルへ行く、
ただ毎回、汗をダラダラ流しながら、塩をくれ友達が大変なんだ。とか
電話を貸してくれ、警察を・・・なんてよくある。 取り憑かれた人も見たことがあるよ。 やめておきなさい。」

俺はこの人が嘘を言ってる顔じゃない
事がわかったが
より一層行きたくなった自分がいた。

まゆ「ありがとうございます。
今回はやめておきます。
行くよ、亮。」

そういってコンビニからでた。

亮「やめとくのか?」

まゆ「行くに決まってる。
ああ言わないと行かせてくれないよ、
それに、あの話聞くと余計行きたくなっちゃうもん。」

亮「だよな。」

あの話、凄くリアルで、
好奇心を揺らす

亮「それにしてもおせーな
あいつら、連絡も来ないし」

今は1時23分
待ち合わせは1時、
ライ◯は既読がつかず

二人で先に行こうって話になった。

亮「本命は犬◯トンネルだよな、
じゃあダム先にいこうぜ!」

まゆ「いいよ、行こう」

そういって車を走らせ駐車場に
止めた、
流石に心霊スポットだけあって
雰囲気はある。

それに
橋があるわけだが
気味の悪い置物?もおいてあり
好奇心はマックスになっていた、

亮「さぁーいこうぜ。」

橋を渡り山を登る

余談だけど、犬◯ダムは自殺の名称らしい
元々村を沈めダムを建設し、

ダムについたらケータイに電話があり
電話に出ると水の中のような
「ゴボッゴボッゴボッ」
っていう音がするそうだ

沈んだ村から電話がくる都市伝説なんてのもあるらしい、

山を登ること30分?
不意に空を見るとびっくりした。
空の綺麗さに、
星がキラキラしていて、
こんなに綺麗な夜景は見たことがない。

亮「ずいぶん登って何もないかと
思ったけど、思わぬ収穫だな。
めちゃくちゃ綺麗じゃん。
な、まゆ! ・・・まゆ??」

まゆが居なくなっていた。

ヤバイと思いケータイを
見ると「県外」
山の中だからか仕方ない
戻って探そう。

するとラ◯ーンと通知が来た
ラ◯ンの通知だ。

翔太から12件の通知がきていた。
内容は、


おーい亮ー。

スタンプ

おい!

おい!

行くな!

なんかおかしい!

やめろ!

おい!

不在着信×4

亮「どーゆーことだ?」

電波は見晴らしが良くなった所だけ
電波1になる
その時にまゆと翔太に連絡してみよう。

それよりまゆを探さないと、


見晴らしが良くなった所にきて
まゆに電話した。

まゆ「うううーーもじもし
どした??」

亮「おい、今どこだよ!?」

まゆ「どこって?家だけど、」

亮「は?」

まゆ「ごめん・・・もう眠たくて眠たくて
おやすみーまたねー」

プープープー

亮「どういうことだ・・・

翔太!!」


翔太「おい!!お前今どこだ!」

亮「今犬◯ダムだけど・・・なに?どしたの?」

翔太「今回はやめとくって話ししたろ?
誰といってる?」

亮「まゆなんだけど、見失って、
まゆは寝てる?良く分からない、」

翔太「急いで帰れ!俺ファミ◯ーマート行くからそこまでダッシュでいけ!」

亮「あっあぁ」

翔太「まゆはバイト終わり遅くなって
きつくてやめるっていったろ!!
何か変だ急げ!!」
プープープー