ガチャッ 「橘さ〜ん!橘 茜さ〜ん!」 名前を呼ばれ立ち上がると、 「こちらへどうぞ〜」 と促され、診察室へと入った 「最近の調子はどうかな〜」 「特に発作もなく、日常生活で困るようなことはないです」 「うん。心臓の音も問題はないようだし、このまま経過を見よう」 そういい、聴診器を耳から外した 「はい、ありがとうございます」