和歌と小坂君が付き合って何年かたった。

私たちは22歳になっていた。

結婚もして家庭も安定してきた。

私たちはしたの名前で呼び合うようになっていた。

『和歌、ちょっと、こっち来て!
 大事な話がある。』

『どーしたの?連?』

『え~とその、子供が欲しいなって…』

『そーだね、生活も安定してるし。』

『ありがとう、和歌』

『うん!』


今の生活はあの頃の私(中2の和歌)には想像がつかないくらい幸せです。



~3年後~

和歌と小坂君に二人の子供ができました。

小4からの仲良し6人グループのみんな、
それぞれの道を歩んでいます。

みんな、素敵な人と結婚して可愛い赤ちゃんと幸せに過ごしています。





あの日の夜、
和歌はベッドの隣にいる連の耳元に近づき小さな、優しい声で、

『愛してるよ、
 これからもよろしくね、
 これから生まれてくる子供達と一緒に
 幸せになろうね。』

とつぶやいた。



連はそれを聞いて

『絶対幸せにするから』

といった。




これから、和歌たちの思い出は永遠に残り、いつか、私の子供達やたくさんの人に幸せの想いが、恋の素晴らしさが
届くだろう。



            想いよ届け!!