それから、数週間後。


「……竜夜、話があるんだけど。」

「どした?突然。」


僕は、学校から帰ってすぐ

ソファに座っていた竜夜に話しかけた。


「……来週の、土曜日。」

「土曜?」

「…空いてる?」