ケータイ小説 野いちご

【完】暴走族くんと、同居はじめました。

第1章
プロローグ










『え…っ、おかあ、さんが…?』









私がその知らせを聞いたのは、今からたったの一週間前で。


今でも、気持ちの整理なんてつくわけがない。






「なんで、お母さんだったんだろう…」







なんの運命だったのかな。




お母さんが、喧嘩に巻き込まれて、その勢いで刺されちゃうなんて。








…そんなの、絶対にありえない。






これだから嫌いなんだよ、喧嘩する人も、素行の悪い親不幸も。





みんなみんな、他人に迷惑しかかけないじゃないの。







「…、大嫌い」





私はそんな、独り言を呟いて、新しく来た地に足を踏み入れた。
















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