ケータイ小説 野いちご

俺、お前に惚れてんだけど。

season*2
デート日和



行かない。


絶対行かない。


なんで好きでもない人と、せっかくの休日を過ごさなきゃならないわけ?



学校でも毎日顔を合わせてるっていうのに、休日に会う意味がわからない。



絶対に行ってやらないんだから。



「珍しいわね。休みの日なのに、こんなに早く起きるなんて」



「そう?いつもこんなもんだよ」



「いや、志帆にしては珍しいよ」



「そうよ。いつもはお昼過ぎても寝てるのに」



お母さんと奏太が口を揃えて失礼なことを言う。



「あたしだってやれば出来るの、やれば」



「なーにー?どっか出掛けるの?」



「……別に」



そう……行ってやるもんか。


今日は撮り溜めしたドラマを観ようって、前から決めてたんだから。



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