ケータイ小説 野いちご

逢いたい…キミに。

◆第1章◆
君の彼女


前に大輔から彼女の話は、いろいろ聞かされていた。




お父さんの転勤で、遠く離れた町に引っ越したこと。




お母さんは、彼女が5才の誕生日に交通事故で亡くなったこと。




彼女はずっと自分のせいでお母さんが死んだって思ってて…きっと自分を責め続けていた彼女を大輔が支えたんだろう。




大輔の話では、彼女には他に頼れる親戚などもいなくて、




彼女には、お父さんしかいないって言ってた。




彼女のたったひとりの家族のお父さんが倒れたっていうことは、




彼女にはいま大輔しか頼る人がいないんだね…。




すごくツライと思う




うちは両親も親戚もいるし、気持ちもわかってあげられないかもしれない。




すごく可哀想だよ……




でも……

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