ー…数日後

「……決まったんだな、ミラちゃんの結婚」
「そうねぇ……」

1枚の紙をみて、その後すぐリオンを見るシュウとラナ。
紙には、ミラとアレンの結婚が決まったことが。

「やべぇ………めちゃくちゃ声かけずれぇ……」
「私らが、気きかせてたらだめじゃない」
「じゃあラナいけよ……」
「いやよ」


「おい、シュウ、ラナ。そろそろ行くぞ」
と声をかけるリオン。

「お、おう……。………普通??」
「いや、痩せ我慢してんのよ。きっと心では……」

「…あのなぁ…聞こえてんだよ…」
少し機嫌悪く話すリオン。

「あ、わりぃ…………。………ん?」
ふとシュウは立ち止まり、遠くをみつめる。