「なんや?敵の増援なんかっ?」
「いや、あっちも戸惑っているところをみると違うだろ」
「じゃあ、一体何者なんや?」
そんな2人を横目に、私は麗の背中を押す。
ちらちらとこっちを見る目は、私の反応を伺っている様子。
「行きたいんでしょ?あいつなら受け止めてくれる」
「…お姉ちゃん、ありがとうっ」
麗は私の背中から抜け出すと、一直線に悠里の元へと走り、勢いよく抱きつく。
「はぁ…俺も行くかな」
ため息をついてる割には嬉しそうな顔しちゃって。
お姉ちゃんは寂しいよ。
「なんでいるんだよ、雪美」
「あー!その言い方はひどいんだ!私は亜柚菜さんのピンチにはいつだって駆けつけるんだから!」
「姉ちゃんはピンチじゃないし」
敬語もすっかり抜け、普段の玲也に戻っている。
その姿に、またしても白龍はボーゼンと立ち尽くしている。
「いや、あっちも戸惑っているところをみると違うだろ」
「じゃあ、一体何者なんや?」
そんな2人を横目に、私は麗の背中を押す。
ちらちらとこっちを見る目は、私の反応を伺っている様子。
「行きたいんでしょ?あいつなら受け止めてくれる」
「…お姉ちゃん、ありがとうっ」
麗は私の背中から抜け出すと、一直線に悠里の元へと走り、勢いよく抱きつく。
「はぁ…俺も行くかな」
ため息をついてる割には嬉しそうな顔しちゃって。
お姉ちゃんは寂しいよ。
「なんでいるんだよ、雪美」
「あー!その言い方はひどいんだ!私は亜柚菜さんのピンチにはいつだって駆けつけるんだから!」
「姉ちゃんはピンチじゃないし」
敬語もすっかり抜け、普段の玲也に戻っている。
その姿に、またしても白龍はボーゼンと立ち尽くしている。