中学に入学して私は剣道部に入部した。
ずーっと一緒だった智樹はサッカー部。お互い忙しい日々がつづき会うこともなくなった。


「瑞菜ー頑張れー」私は今剣道の試合中だった。今から決勝戦だ。
応援に来たいと言った親友の里緒菜が観客席から応援している。
「里緒菜ありがとっ!絶対勝つねっ!」

ー「構えて、始めっ!」
審判の声とともに、試合が始まった。

試合は3分勝負3分以内にどちらかが2本入れたらそこで試合終了だ。
しかし、なかなか入らなくて、延長戦にまで入った。

入ってすぐに、審判の声が響いた!
「面あり!」どうやら、私が入れたらしい!!