高校三年生になってから、一年生の時から学年中で有名な「天才王子」と同じクラスになった。
そして私は勉強で分からない問題を彼に聞きに行くにつれて好きになってしまった。


受験生なのに、最近では彼のことで頭がいっぱいで全く勉強が手につかない。
このままじゃだめだ。
想いを伝えよう。

でも、何も求めない。
だって、彼も天才と言われていても受験生。
邪魔はしたくない。


とりあえず、この私の悩みを解消するには声に出すしかないんだ。



「好きです。」



思い立ったら即行動。
即、伝えた。



彼の表情は少しも変わらなかった。