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第三大陸、第四大陸の海の中


海底にゆらり、と何かが動く。



鋼のような輝きの鱗。

岩をも容易く斬り、砕く爪に牙。


真っ赤な眼をギョロリと動かし、潮の流れに身を任せる。


暫くし、ふと、それは上を向く。そして ゆっくりと上昇。

光が差し込む海面から頭を出す

太陽の光によって、なお一層輝く海水に濡れた鱗

何を思ったか いきなり沈み、そして勢いよく海から上がった


バサリと青い翼を羽ばたかせる。





人はそれを、青き龍……水龍と呼ぶ






同時刻、



第四大陸で最も巨大な火山地帯にある山々が次々と噴火。


溶岩に覆われた地面に降り立つは赤き龍………火龍



第四大陸、東上空



曇り空から、光の柱が砂漠に降り注いだ



その光を浴びるのは、砂を纏った龍………土龍




その上空には、半透明の鱗を持つ龍………天龍