平成26年12月○日冬。

私達は、白い地面を歩く。

遥「やっと学校終わった~」

私は、大野 遥香。

学校が終わり、友人と話をしながら家に帰る所である。

萌「川……泳ぎたい……」

この子は私の幼馴染み、宮内 萌浬。

男の子みたいだけど女の子です。

茉「萌さんカチンコチンになって死ぬ
気なの?」

この子は私の友人、柳田 茉美。

真面目な感じだけど実はめんどくさがりやなんです。

梨「死んだら萌ちゃんの好きなアニメ
グッズ棺に入れてあげるよ」

この子も私の友人、西村 梨奈。

美人で男にモテますが、性格は最悪です。

萌「死なないよ。」

遥「そうだよ!萌は絶対に死なない」

梨「ハルちゃん…そんなムキにならな
くても……」

萌「僕は、ハルをおいて死ねないよ」

茉「はいはい。」

茉美はさらっとこの会話を終わらせる。

梨「……ん?あそこに人が倒れてるよ
?!」

茉「えっ?!」

私と梨奈と茉美は近くに駆け寄る。

遥「大丈夫ですか?!」

?「…………んっ…………」

梨「あ、生きてる」

茉「何かあったんですか?……」

茉美が何があったのか聞いたときだった。

グサッ

茉「……っ!!」

バタンッ

茉美の心臓のあたりには刃物が刺さっていた。