「はい、じゃあ口開けて」

俺は渋々口を開けた

はっきりいってルゴールは得意じゃない

「おぇ~」

俺の咽頭反射とあまりの痛みに顔を歪めるのには目を向けず

「ごめん、痛いよねーなるべく早く終わらせるからもうちょっと頑張って」

俺はなるべく早く終わらせると言ってくれているのにも関わらず鈴木先生を鬼だと思った