泣いて終わってしまった、わたしの恋。 結局あの後授業には出られなくて、次の日も、その次の日の終業式も休んだ。 どんなに泣いても涙は枯れなくて、苦しくて、たまらない。 そんな心を抱えたまま迎えたのは、12月25日。 クリスマスの日、だ。