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先生「よーし、この前の小テスト返すぞー‼︎」

クラスメイト「えー、マジかよ」

クラスメイト2「俺全然出来なかった」

先生「よし、じゃあ、相沢からなー。
相沢ー、石川ー、宇部ー…………」


高橋「いっしー。どうだった?」

石川「んー?48点」

高橋「おしぃな。後、2点かぁ…。まぁ本番のテストは余裕だろうな」

石川「ははっ…どうかな」

いっしー頭いいよなぁ

こいつは石川 晴也(いしかわ はるや)。
頭良くて、スポーツも出来て…
顔もいい。だから、女子にモテるはずなんだけど…まぁ、無愛想だからな。
俺には心を開いてくれてる。

先生「木村ー、………おいっ、木村‼︎」

木村「はっ、はいっ‼︎」


先生「何をぼーっとしてたんだ。気がぬけてるぞ。」

木村「ぼぼぼ、僕‼︎今回自信があるんです‼︎」

先生「そ、そうか……だが、お前…半分くらいは点数とれるようにしろよ…」

木村「えっ?」

クラスの男子「ぷっ…木村またか…」

クラスの女子「木村君ってなんかね…。凄いガリ勉みたいなのに…。クス…」

木村 陸斗(きむら りくと)。
クラスの人達がクスクス笑うのにはある理由がある。
変な丸メガネと伸びきった髪、コミュ障なのか知らないけど…変な喋り方。

おそらくこれであろう。
マスクもずーっとしてて、誰もその中を見た事がないらしい。

先生「高橋」

高橋「はいっ」

先生「流石だな。高橋、このまま本番のテストも頑張れよ」

石川「高橋。何点だった?まぁ、聞くまでもないけど」

高橋「50点。満点だった」

石川「やっぱりな」

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先生「よし、全て配り終わった。今回も学年で上位3人がこのクラスにいる。

まず、高橋。満点だ。
次に、水野。49点。
最後に、石川だ。48点だ。

この3人を見習うよーに。
後、3週間でテストだからなー。
じゃあ、授業終わるぞ。」