私は1人である場所に向かった


それはとてもとても綺麗で…
そこには大きな木が1本だけあるの

私はそこが大好き 。
どうしてかわからないけど…
すごく落ち着くの 。

でもね、今日は男の子が泣いてるんだ
私は思い切って話しかけてみた 。

「おかあさぁん… 」グスっ


「どうしたのぉ?あなた、お名前は?」


「 きりたに ゆうが ってゆうの…」


「 私は、おいかわ みさきってゆうの!
よろしくね、優くん♪」

「うん…よろしくね、
みさきちゃん!」

「優くんは、どうして泣いているの?」

「あのね…僕ね 。
お母さんいないの …」


「どおして? 」

「僕が生まれてすぐ死んじゃったの..」


「…じゃあ、私がお母さんの代わりになってあげる!」

「本当…?」

「うんっ!」

「やったあ!
じゃあ、これからここに来てもいい?」

「うん、いいよぉ。」

「じゃあ今日は帰るね!ばいばい!」

「ばいばい!優くん」