『みんな!零央さまよー!!!』 『きゃーーーーっ♡♡』 『こっち向いてぇ~///』 『キィャアアアアア゛ーーーーーー!!!!』 「あはは。」 愛想笑いをして、手を振る。 こうすると大抵良い印象を与えられる。 (超面倒くせぇ) 今は通学中 あの学校に通い始めて一週間が過ぎた。 女の奇声は止むことなく、日に日に増えるばかり。 そんな朝だった。 『ねぇ。ちょっと、君』