ーーーーーーグレアの部屋にて






グレアとルシアはベッドに横たわる
瑞季を見ながら話す



「主様、この少女が目を覚ましたらどうなさるおつもりですか?」

「…まだ分からぬ。が、話をしてみようと思う。」

「かしこまりました。それでは私は失礼いたします。」








ギィーガチャッ






「…」





グレアは瑞季の側により頬に手を
添える。






「…やはり人間は温かい。」








はやくお前の瞳を見たい。目を覚ませ。