-妃芽side-
そこからは、怒涛の毎日だった…
「喜!内装ってどうなってんの!?
小物くらいはできてるんでしょうね?」
「なんとか、進んでるけど終わるかどうか…」
1番内装に人を使ってんのになぜ終わらん
「おい!お前ら、遊んでないで仕事しろ!」
「は、はい!!!」
こうやってすぐサボり始めるから…
全く…
「妃芽?衣装係の方行かなくていいの?」
涼にそう言われて我にかえった
「やっばい!行かなきゃだ!」
あいつらだけに任せたらとんでもないことになる…!
「ここは僕と喜に任して行っておいで?」
「ありがと!行ってくる!」
2人がいてくれてよかった…
わたし一人じゃさすがにこのクラス収集がつかなかった…