ケータイ小説 野いちご

孤独に生きる。

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家に着くと誰もいない。


それがわたしにとっては普通のこと。



わたしの家は母子家庭で一人っ子。


お父さんは小学校に入学する

少し前に病気で、亡くなった。

お父さんは小さい不動産屋の社長で

お酒が大好きな人だった。


毎晩毎晩遅くまで飲んでは

酔っ払って、家に帰って来て

仕事の愚痴をこぼす。


わたしの記憶にはあまりないけど

お母さんがそう言ってた。



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