これは、彼と妖精のお話




彼と妖精が互いに恋をするのに時間はかからなかったが





妖精には、呪いがかけられていた







『自分が幸せになると、周りの人達が不幸になる』




そのうち、運命の人があらわれて



その人は妖精を幸せにしてくれた



そして、死んだ




呪いのせいで死んでしまった




妖精はひどく悲しんだ




妖精はかわりにその人の願いを叶えた




『優が、幸せでありますように』



その人は、妖精の呪いを





自分の死をもって、解いたのだ







妖精はそう話した。