少女「うっ!ン…」

少女が目を覚ました、右目が黄色で左目が赤紫色をしている。

聡「大丈夫か!」

少女は俺の方に目を向けた、感情も何もかも切り捨てたような光の無い目を。

少女は「ここ…は‥どこ…ですか…貴方‥は…誰‥です‥か」と尋ねてきた。

「俺は日高聡(ヒダカソウ)だ、此処は平たく言えば俺の部屋だ。お前の名前は?」

少女は「そう…です‥か、俺…の、名前…は‥紅‥葉…結衣…です。手当て‥有難う…御座い‥ました。」

そう言ってベッドから出ようとした。