「あっ!あそこにいらっしゃるの生徒会の姫じゃない!?」 「え、キャーーっ!本物じゃんっ!」 「綺麗……。」 がやがやと騒がしい廊下。 皆の視線は一点に集まっている。 その視線の先には______「……美玲。」 ある、学園の皆から「生徒会の姫」と呼ばれている美少女がいた。 ただ歩いているだけなのに周りが彼女に見惚れている。 歩いているだけなのに凄まじい存在感、威圧感、そして_____色気。