家の近所の河川敷。朝には老人がジョギングをし、昼には女子大生が弁当を広げ、夜には年齢のよく分からないヤンキーだか何だかがたむろをするような、そんな何でもないところ。

バイト明けに、とりあえずの一服。肺が痛い。高校時代に気胸をやっているので若干不安ではあるのだが、とりあえずは何もないので何もないなりの生活をしている。

少し寒くて、少しぬるい風。パッとしない陽気の中でパッとしない服を着ている。


(自閉スペクトラムの疑いが非常に強いです)


そうなんですか、としか言えなかった。何となく抑鬱の気はあったし精神的な部分に何かしらあるような思いはあった。だけれど実際に病名(のようなもの)を突きつけられると、何だかよく分からない罪悪感と安心感が蠢くようになった。