とある
とても小さな村
お日様が村を
ポカポカと暖めてくれてます
いくつか家があり
赤レンガの一番
大きな家が
村長さんの家です
中をのぞいてみると
大きなアクビの
白ひげの村長さんがいます。
ポカポカ陽気なせいか 村長さんは居眠りを
しています
暖かさを乗せた風が
カタカタと窓がらすに ノックし机の上の
ノート達はピラピラと タンゴを踊ってます
どれだけ村長さんは 眠っていたでしょうか? お日様は顔を赤らめ
もう少ししたら
お月様とかわりばんこです

グーゴー グーゴー

村長さんのお鼻からは
鼻ちょうちんが
ふくらんだり
ちぢんだりを
くりかえしています
いいかげん
ねすぎだぁ~と
起こしてくれたのは
鼻ちょうちんでした

パンッ!!

村長さんは
鼻ちょうちんに
おこされたのでした。

目をはんぶんだけ
開いた村長さんは まだ ねぼけてる様子
ねぼけながら
まわりをみると
窓があいてる事に
きづきしめ様と
窓の近くまでいくと
さっきまでは
緑でいっぱいだった
草たちも
お日様と同じように
顔を赤らめています