なんだかんだであたしと大河は仲がよかったりする。 こんな喧嘩も日常茶飯事でお互いに負けず嫌いだからつい怒鳴り合ってしまう。 きっとまわりはすごい迷惑だろう。 「で?」 大河が頬をさすりながら聞いてきた。 「なにが?」 いやー、頬にあたしの手形がくっきりだねぇ。 まぁ愛の証拠ってことで!